原ちえこ先生の本


はい、こちらです。
原ちえこ先生の本は、ずいぶんと昔に出会いました。初めての本は…千夜恋歌という物語の初回でした。
まだ私が十代だった頃ですねぇ…。
歴史をモチーフにしていたお話で、当時は源平の、源氏のほうばかりすごいな…と思っていたのですが、これを読んでから平氏を見ていた自分が変わったのを覚えています。
歴史に名を刻まれているのですから、すごいことを行っていたんですよね、やっぱり。
(歴史に残すくらいの偉業をしていたってことで、ね)
平家の歴史は…よく分かっていないというのが現実で、当時と比べてほとんどいまと知識は変わらないと思うのですが、あの頃から、源氏も平家も自分たちに一生懸命だったことや戦国自体へと繋がるルーツを覗かせていたのかな、と感じています。
だからなのでしょうか、20世紀のミステリー(わ、ひと世紀前のことなんですね…)を寄せ集めた本を読んだとき、琵琶湖の話が出ていました。
源氏に追い詰められた平家の一族の一部が、琵琶湖の底に身を沈めたというお話です。
琵琶湖は湖底に強い寒流があるそうで、そこは人類未踏の場所だとか。そこにはいまだ形を留めた平家の一族が沈んでいる、というようなお話でしたが、とても印象に残っています。
なんだか、物悲しいですよね。
ひとときの栄華を誇った一族でありながら、最後まで自分たちを貫いたのかな、と思うと。


私が住む北海道は歴史が浅く、歴史話にはまだ生々しい傷跡が残っています。
屯田兵の開拓など、本当にまだまだ歴史が浅いです。
ただ、私の家の近くには古墳があり、また、もとは第二次世界大戦の戦闘機滑走路があった場所でもあります。その場に、いま、まったく面影がないことはいいことなのか、それとも、その瞬間に起こった出来事が悲しくその場に留まっているのか…。
こんなに身近にあるのにも関わらず、なぜか遠い過去のことに感じてしまうのは、その場所があまりにものどかで静かだからなのかな…。
もしかしたら、もうすでにそこは眠りについているのかもしれませんね…。

原ちえこ先生の作品は、実は涙しながら読んだお話もございまして…
恋愛映画は嫌い!な私ですが、嫌いなのはたぶん、そうやってお互いを愛し合う男女を見たくないからなのかもしれませんね。
ひとりの人にそこまで想いを注げられるなんて、うらやましい限りです。
私はどちらかというと、人には無関心でどこか遠ざけてしまう傾向にあるので…。
ひとりで行動するのが好きなのも、そのせいかもしれないですね。
まだまだ当分、ひとりでいるだろうな…なんて思っています。
私にとっては、だれかと一緒にいる自分を考えることなんてできないですし…。
そんな自分がいるようにも思えない。
このままひとりでいるのが、自分にとっては一番いいことなのかもしれない、と最近思い始めたところです。
周囲に被害が少ないかと・・・^^;

動物とたわむれているのが、一番自分らしいような気がします。
一緒にいて、肌から思いが伝わるような気がするから。
言葉は…操るのが難しいです、本当に。言葉は諸刃の剣ですからね。
自分の中にある思いをそのまま言葉にできないのは、なぜなんでしょうね。

さて、さて。
また新しい家族が増えてしまいました。
もみじ&かえでの第三子、五匹と、よもぎ&つむぎの第一子三匹です。
うーん、我が家は我が家はむすたー歴史の中でも一番の大人数ですね。
もらってくれる人を探してはいるものの、そうそう出てくるわけでもないので、私はこれから大きくなっていく子供たちの成長準備に大慌てです。

ニュースのお話。
小動物を虐待していた男性が逮捕されましたね。悲しい事件でした。
フェレットを30匹以上に渡り、虐待および殺害していたようです。しかも、それをインターネットの掲示板に載せ、逮捕されたいまでも、


「小動物に自我はない」


と、反省の色も皆無だとか。
小動物はけして、己の苛立ちや欲求を晴らすために存在しているのではありません。
もちろん、自我もあります。自我がない、なんてどこをどう取ったらそう思えるんでしょうね。
人間の言葉とは思えない。
年齢が近いというのも、はっきり言ってショックです。
その年齢で、命の重たさが分からないのかと。
刑罰は彼をフェレットたちと同じ思いをさせられないですが、彼には、自然からそれ相応の罰が待っているのかもしれませんね。
魂を殺めると、殺めた魂はどんどん染みを作っていくそうですから。
魂が染みでいっぱいになったら、最終的にはどうなるんでしょうね。


動物たちの言葉は、言霊にはならないかもしれないけれど、人間よりもずっとずっとシックスセンスが高いはず。自我がなければ喜びも痛みも苦しみも感じませんよね。


動物を家族として迎え入れるのは、それ相応の心の準備が必要です。
彼らの生涯をその手に握ることになるのですから。


でも、最近はどうにも命の重さを軽視している気がしてなりません。
やっぱり、人間も繁栄を過ぎた生き物ですから、もしかしたら衰退の傾向なのかもしれないですね…。


あ、なんだか変な日記になってしまいました…。 

2007.04.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | 好きな本

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猫の散歩道というサイトでボーイズラブなオリジナル小説を書いてます。

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